お国の圧力で携帯電話の料金プランがこの春から安くなります。
大手3社が横並びで2,980円/月、データ通信量20GBのプランを発表したかと思いきや、ドコモが早くも2,700円に値下げ。一見、利用者には嬉しい話に見えますが、高齢者にとっては関係ない話になりつつあります。
この携帯電話の新料金プランは、ドコモ、au、Softbank、いずれも店舗では申し込みできないのです。
新料金プランの申し込みやサポートは「オンラインのみ」
つまり、インターネット経由でしか申し込むことができません。
新料金プランに切り替えたい方は、スマホやパソコンを使って自分で各社のオンラインページにアクセスし、申し込み手続きを行う必要があります。
お店に行って新料金プランに申し込みたいと言っても、「そちらはオンラインでお願いします」と断られてしまうわけです。
そんなバカな事があるんでしょうか?
恐らく人件費を抑えるための策なのでしょうが、オンラインが苦手な高齢者を完全に無視している策とも言えます。
高齢者の多くは、困っても相談できる大手携帯電話会社の店舗に頼っています。そんな状況を携帯電話会社も分かっているはずです。オンラインでしか受け付けないなどケチな事を言わずに、店舗でも対応して頂けないものでしょうか。コストが気になるなら、切り替え手数料でも取ればいいでしょう。
弱者切り捨てのような方針に違和感というか大手企業のあざとさを感じます。
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